若くして成功した人が、その後も謙虚さを失わないためのアドバイスをお願いします。
人生の成功論として、「大目標、中目標、小目標」ぐらいは持っていなければいけないと思います。
例えば、「学年末試験で、よい成績を取る」「何か、英語の資格を取る」といったことは目先の小目標です。また、中目標というのは、もう少し時間がかかるものです。「10年以内には、こういうことができるようになっていたい」というぐらいの、アバウトなスパン(期間)で努力を続けられるようなものが、だいたい中目標です。さらに、大目標になると、「一生を通して、このくらいのことをやりたい」と思うようなものになるでしょう。
結局、すぐに天狗になる人というのは、大目標を持っていないことが多いのです。例えば、「大学に入るまでの人」とか、「大学に入ってからも頑張るけれども、卒業までの人」とか、「会社へ入社するまでの人」などとよく言われましたが、実際、そのとおりなのです。
要するに、無理をしたのでしょう。「無理をして、これだけ頑張って入学したのだから、もう、あとはご褒美をくれてもよいではないか」と考えるのだろうと思います。
しかし、「社会に出ても、まだ大変だ」ということは知っていなくてはいけないでしょう。
(2018.1.25法話「天才と凡人の間で」質疑応答より一部抜粋)
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命 2018 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。
『不惜身命2018 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)
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