大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の機関誌 月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。


「生老病死」(四苦)とは、「生まれる」「老いる」「病気になる」「死ぬ」という、誰もが避けられない人生の苦しみを指します。悩みや苦しみに直面したとき、どうすれば乗り越えられるのでしょう。総本山・那須精舎の伊藤真道(しんどう)館長に聞きました。


月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」4月号のebookをご覧ください。


「父の死」を考え続けて―

私は子供の頃から、「死とは何か」ということを考えていました。というのも、私が生まれる二カ月前に、父が癌で亡くなっていたからです。

社会人になってから幸福の科学の霊言集に出合い、人は死後も、あの世で生き続けていることを知りました。そして大川隆法総裁の『太陽の法』を読み、人間は「魂修行」のために何度もこの世に生まれ変わってくるということを知ったのです。

人間の本当の幸福は、人生を通して魂を磨いていくことにある―。ならば、「生老病死」にも意味があるのだと理解できました。

「魂修行」の観点から見れば、「生」は「新しい人生を与えられて成長できる喜び」に変わります。「老」は「変化する環境のなかで学べる喜び」に、「病」は「自分の心を見つめる成長の機会」に変わります。また、あの世を知れば、「死の恐怖」や「死別の悲しみ」も乗り越えられるのです。

こうした真理を知って初めて、私たちは人生の問題と向き合い、それを解いていけるのだと知りました。

苦しみには意味がある

私は多くの方の人生の悩みに接していますが、ある日、ダウン症の子のお母さんから相談を受けました。

その方は、「障害児を産んだ自分には罪がある」と思って自分を責め、同時にお子さんのことも責めて苦しんでいたのです。私は、「まずは、お子さんの障害を受け入れ、この子も仏の子であると信じてください」とお話ししました。

その方は、大川総裁の教えに沿って、自分に与えられた人生の意味を見つめ、お子さんの障害を受け入れていきました。すると、「障害児を産んだ苦しみ」が、「子供とともに魂修行ができる喜び」に変わり、一つの苦しみを乗り越えることができたのです。

そのように、悩みや苦しみは単なる不幸ではなく、魂の喜びに変えられるものです。それを教えてくださる大川総裁は、本当に「愛そのもの」だと感じます。悩んでいる方々にこの愛を伝え、幸福をつかんでいただきたいと思います。


本内容は、月刊「幸福の科学」第374号より転載し、編集を加えたものです。
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