私の長男は障害児です。障害児を持つ親へのアドバイスをお願いします。
誰でも、過去、数千年の転生を見れば、体に不具合のある人生を一回は経験しています。
この世的には、「障害児で生まれる」ということ自体が不幸に見えますが、長い転生で見れば、それにも意味があり、必ずしも不幸とは限らないのです。
この世に障害児が一定の率でいてくださることは、ありがたいことです。そういう人がいないと、健康や五体満足であることに対し、感謝が起きません。障害のある子や、それで苦しんでいるお母さんがいることによって、周りの人の“先生役”にもなっているのです。
私の三男(収録当時・小学生)のクラスには障害を持った子がいるそうです。そういう子と接しているなかで、三男にも、とても優しい気持ちが出てきました。
そのほかに、外国人の子や転校生など、いろいろと事情のある子がいても、いじめるのではなく、クラスのなかで助け合う関係ができていて、勉強になっているようです。
いろいろな悪い条件を持っている本人や両親には、ご苦労があろうとは思いますが、そのような方がいることによって、周りの人に、慢心(まんしん)やうぬぼれなどを反省するよすがが与えられているのです。ありがたいことです。
「大変なことであるが、それは菩薩(ぼさつ)行の一部でもあるのだ。他の人を教えているのだ」ということを知っていただければと思います。
(広島支部精舎「信者との対話」より)
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命 大川隆法 伝道の軌跡』から転載・編集されています。
『不惜身命 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)
現代の救世主、伝道の歴史的記録。
2007年6月から2008年12月にかけて行なわれた大川隆法の説法ダイジェスト集。
救世主としての使命を果たすために、生命をかけて真理を伝えつづける真の宗教家の姿がここに。
⇒幸福の科学出版での購入
⇒Amazonでの購入(Kindle版電子書籍もあります)
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