大川隆法総裁の書籍『ザ・ヒーリングパワー』より抜粋で、病気に関する法話をお届けします。
「病気は自分でつくれる」という事実
大切なことですが、「病気は基本的に自分でつくれるのだ」ということは知っておいてください。
今、医学的にも、ほとんど「原因不明」の病気が多く、いまだに、「なぜできるのか」が分からないものもあります。
医者は、それらの殺し方として、「何を与えたら死ぬか」ということは研究していますが、「なぜ、そのようなものができてくるのか」は、いまだによく分かりません。
いろいろなものができてくるのですが、このあたりに、実はまだ「神の領域」が残っているのです。
人体は一年ですべてがつくり変わる
『奇跡のガン克服法』(幸福の科学出版刊)やほかの書籍にも書きましたが、人間の体というのは、頭の毛から、頭蓋骨、内臓、爪の先まで、だいたい一年以内には、ほとんど全部がつくり変えられます。
したがって、ある種の病気を病んでいる内臓があるなど、一年以上にわたって病気があるならば、わざわざ病気をつくり続けていることになります。つまり、「それをつくる設計図に当たるものが、そこにある」ということを意味しており、霊的には、そのようにつくろうとする設計図が出来上がっていると言えるのです。
まずは、自己認識から変えてみよう
人間を川にたとえるとすれば、「川の水が増水してきたときに、土手のどの部分から決壊するか」ということには、決まりがあるわけではないのですが、弱いところから決壊して水が流れ出してくるわけです。
そのように、病気のかたちもさまざまであり、心臓に出るか、腎臓に出るか、肺に出るか、大腸に出るか、小腸に出るか、血管に出るか、どこに出るかは分かりません。しかし、堤防と同じで、堤防の弱いところ、水に対する抵抗力が弱かったり低かったりするところから破れて、そこから水が溢れ出してくるがごとく、弱いところから病気が出てくるようになるのです。
したがって、まずは自分自身の自己認識から変えなければいけません。
キーワードは「愛・反省・報恩・感謝」
ところが、「自分の心の方向性が、今、一定の悪い〝鋳型”をつくろうとしている」ということを、自分では、なかなか気がつかないことが多いのです。
そのために、「反省の心」を持つこと、それから「感謝の心」を持つことが大事なのです。
そして、この反省と感謝の心を持ったならば、今度は、自分が、この世のなかで生かされていることに対する喜び、すなわち、この二十一世紀の日本という、こんなに豊かで便利な国に生まれ、現在まで生かされてきたことに対する喜びをもって、他の人に対する「愛の心」を実践に移していかなければいけません。
「愛の心」「報恩の心」「感謝の心」を実際の行動に移して表していくことで、本当に「心の鋳型」そのものを変えていくことができるようになります。
※本記事は機関誌「ザ・伝道」11月号(No.212)に掲載されています。機関誌は全国の幸福の科学の精舎・支部にご用意しておりますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
隔月「ザ・伝道」11月号 心が変われば、病気が治る。
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