大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の小冊子 月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

今月の心の指針は、多くの親御さんにとって悩みの種である「親子の個性の違い」がテーマです。親子でも魂は別。その事実を受け入れ、違いを楽しむコツを、幸福の科学の幼児教育機関エンゼルプランVの奥田敬子(おくだけいこ)さんに聞きました。

心の指針166「親子の逆転」

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」10月号のebookをご覧ください。


親子であっても魂は別

大川総裁は、著書『じょうずな個性の伸ばし方』の中で「親子であっても魂は別だから、子は必ずしも親の思い通りにはならない。ヒマワリにはヒマワリの、アサガオにはアサガオの持ち味があるから、子どもの魂が素直に伸びる方向に伸ばしてやるのが最もよいだろう」と教えてくださっています。

しかし、私自身もそうでしたが、親はついつい「わが子が自分と同じようであって欲しい」と期待します。気立ても才能も違うわが子を受け入れられなかった場合、葛藤が生まれ親子で苦しみ続けます。

私は、信仰教育を中心とした幼児教室「エンゼルプランV」で、日々、ママたちの悩みにお答えしていますが、「うちの子が理解できない。どうして私とは違うんだろう」と悩んでいる方は多いのです。

違いを楽しむコツ

そんなママに、「あなたは、お子さんを愛していらっしゃるんですね。だから、お子さんを理解したいんですよね」とお話しすると、多くの方がポロリと涙をこぼされます。

「なぜ違うんだろう」と悩み続けても答えは出ません。「ああ、違うんだなあ」とありのままを受け止めることが親子の幸せにつながると、私も身をもって学びました。だから、「あなたにはあなたの良さがあるように、お子さんには、あなたにはない良さがある。それを発見して喜びましょう」「あなたもお子さんも、神様の庭に咲くことを許された一輪の花。いろんな花が咲いているからこそ、世界は美しい」「違う個性の者同士が家族になるからこそ、互いに異質なものを学び、成長することができます」と、自分の経験も踏まえてお話しします。

親子であっても、互いのすべてを理解することはできません。だからこそ、信じるという尊い行為が生まれるのだと思います。「違いを嘆(なげ)かずに、仏性相等(ぶっしょうあいひと)しきを喜べ」。この教えを旨として、わが子ならではの個性を慈しみながら、楽しんで子育てをしてみませんか。

本内容は、月刊「幸福の科学」第380号より転載し、編集を加えたものです。
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