大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の機関誌 月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。


今月の「心の指針」では、親子の縁に偶然はないことが説かれました。 誰もが経験する親子の葛藤を乗り越えるヒントを、佐藤正(ただし)宗教教育企画局室長に聞きました。


「親子の約束」をしてくる

親子の喧嘩や葛藤は誰もが経験するものですが、どの親子も、魂の視点で観れば「約束して生まれてきた間柄」です。これを知ることが、親子関係を改善する第一歩になります。


人間は、この世とあの世を何度も生まれ変わりながら魂を磨いている存在ですが、いつも一緒に生まれてくる「ソウルメイト」という仲間がいます。親子のように近しい関係で生まれる人は、今世も共に魂修行をしようと約束してきたソウルメイトなのです。ですから、「こんな親の子供になりたくなかった」などと否定的に捉えるのではなく、「この家庭環境で頑張ろう」と前向きに考えることが大切だと思います。


幸福の科学の仏法真理塾「サクセスNo1」では、生徒たちに「親子の縁」を教えています。今までいろいろな理由から親に反抗していた子でも、「自分が親に頼んで生まれてきた」ということが腑に落ちると、心境がガラッと変わります。親に感謝するようになったり、勉強に集中できるようになったりと、大きく成長する姿を数多く見てきました。


血の繋がらない親子の場合

さて現代は、離婚や再婚が増えており、血縁のない親子関係の悩みも生まれています。しかし、たとえ実の親子でなくても、今、家族になっているということは、相当、縁の深いソウルメイトのはず。ですから、あまり血の繋がりの有無だけを気にし過ぎないで欲しいのです。


実は、私も離婚・再婚を経験して、娘三人のうち、上の二人は今の妻と血の繋がりはありません。それでも、家庭円満でいられるのは、家族の皆が幸福の科学の教えを学んでいるおかげだと思うのです。


「魂の縁」という霊的な視点から、親子や家族の絆を考えていくことが、幸せな家庭をつくっていくカギだと感じています。


本内容は、月刊「幸福の科学」第368号より転載し、編集を加えたものです。
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