大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の機関誌 月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。

今月の「心の指針」は 、私たちにとって切実な、「愛と苦しみ」がテーマです。 愛することで 本当に幸せになるには、どうしたらよいのでしょうか。 幸福の科学・中部正心館の増澤宏昭館長に聞きました。

「与える愛」と「奪う愛」

私は今月の「心の指針」を読んで、人間の幸不幸を決めるのは、やはり「愛」なんだなあ、と感じました。

私は学生時代、好きな人に振られたり、親に起業の夢を反対されたりして、悩みと苦しみでいっぱいでした。そのつらい思いを作詞作曲して歌っていたほどだったんですね。

やがて26歳になったころ、私は大川総裁の『太陽の法』という本に出合いました。そこに、目から鱗(うろこ)が落ちるようなことが書かれていたのです。

「愛に苦しむ人々よ、よく聞きなさい」「みかえりを求めることは、ほんとうの愛ではありません。ほんとうの愛とは、与える愛です」

そうだったのか!と思いました。私は誰に対しても見返りを求め、「与える愛」とは逆の「奪う愛」に生きていたから、いつも孤独で、苦しみがやまなかったのだと気づいたのです。

本当の愛を学ぼう

しかし頭では理解できても、実践は難しいですね。私は30歳を過ぎたころ、当時の妻から離婚を言い渡されてしまったんです。

今思えば、私が「愛」だと思って彼女にあれこれとアドバイスしていたことが、彼女には苦痛だったのだと思います。

本当の愛は、自分の考えを押しつけるのではなく、相手の話をよく聞いて、長所を褒めてあげること。私は、それが出来ていなかったのです。

今こうして反省できるようになったのは、同じ信仰を持つ現在の妻や家族、そして※法友(ほうゆう)のおかげです。
私たちは、他人の存在によって悩んだり苦しんだりすることもありますが、他の人がいてくれるからこそ、本当の愛に気づき、悟りを高めていくこともできるのだと思います。

幸福の科学は、心の絆の大切さを学べるところです。ともに、幸せの輪を広げていきましょう。

※法友…幸福の科学の教えを共に学ぶ仲間のこと

本内容は、月刊「幸福の科学」第365号より転載し、編集を加えたものです。
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