霊障状態のとき、周囲からの指摘に素直に耳を傾けるにはどうすればよいでしょうか。
こうしたタイプの人は、やはり、勉強しなければいけません。古典を通じて、歴史をよく勉強することが大事です。
仕事の規模が大きくなっていくと、能力的に天井が来るのですが、プライドが高いと自分の天井が分からないわけです。いずれできるようになるかもしれないけれども、それは10年後かもしれないし、20年後かもしれません。しかし、それを現在ただいまにできないと気に食わないところがあって、「君にはできない」などと指摘されると腹を立て、ひどく怒ってしまうわけです。そういう人は大勢います。
また、「全部、自分でやって判断ができる」と思っているような人は、指摘を受けても「余計なお世話だ」というような感じで怒ることがあります。
こうしたタイプの人は、やはり、勉強しなければいけません。何を勉強しなければいけないかというと、一つは「古典」です。古典を通じて、歴史をよく勉強することが大事です。
今の中国では、人の意見を聞かずに、専制的な政治が行われているように思いますけれども、古典を読むと、中国のような国であっても「諫言（かんげん）」というものをとても大事にしています。「上を諫（いさ）める」ということを非常に大事にしているのです。
そのあたりのことを大事だと教えている話は、古典のなかには数多く出てきます。
（2018.12.1法話「霊障の原理」質疑応答より一部抜粋）
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命 2018 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。
『不惜身命2018 大川隆法 伝道の軌跡』（大川隆法 著／幸福の科学出版）
「自由」と「民主」、そして 「信仰」を世界に広げ この地球をひとつに。
人生の意味がわかる。 世界のこれからを知る。 地球と宇宙の秘密に迫る。 あなたが知りたかった 世界が求めていた 真実がきっとみつかる! 年間132回に及んだ 2018年の 法話&霊言のダイジェスト。
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