魔に魅入られる原因となるような、信仰心のズレについて教えてください。
信仰心があるというところを自慢する人もいますが、「いかにも信仰心がありそうに振る舞う」といったことも、虚栄心が入ってくる隙になってしまいます。
「信仰心」といっても、人に知られようとする信仰心である必要はないと思います。
それは、イエス・キリストも戒めているとおりです。彼は、「祈るときに、人に見られるように祈るなかれ」「人に知られないところで、静かに一人にて祈れ」とよく言っていました。
信仰心があるというところを自慢する人もいますが、「いかにも信仰心がありそうに振る舞う」といったことも、虚栄心が入ってくる隙になってしまいます。そうしたこともあって、イエスは、「祈るときには、静かなところで一人で祈れ」と言っていたわけです。
こうした意味でも、やはり、「どこまで本物か」が問われるでしょう。
「信仰心のもとは何か」というと、やはり、「真理をどこまで知っているか」でもあろうし、「求道心の強さ」でもあろうと思います。つまり、「神仏に近づいていきたいという気持ち」です。
日本では、「信仰心がないと言ったほうがインテリに見える」という変な風土をつくってしまいました。それは明治ごろから始まって、戦後は特に激しくなっていますが、やはり、「これは恥ずかしいことなのだ」という価値観をつくらなければいけないと思います。
(2018.5.9法話「真のエクソシスト」質疑応答より一部抜粋)
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命 2018 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。
『不惜身命2018 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)
「自由」と「民主」、そして 「信仰」を世界に広げ この地球をひとつに。
人生の意味がわかる。 世界のこれからを知る。 地球と宇宙の秘密に迫る。 あなたが知りたかった 世界が求めていた 真実がきっとみつかる! 年間132回に及んだ 2018年の 法話&霊言のダイジェスト。
もっと詳しく知りたい方へ
関連記事
幸福の科学の映画でうれしい奇跡が起きました!
僕は、昨年の秋、目がチカチカするなと思って病院で検査をしたら、「あなたは立派な糖尿病です」と言われて・・・
> 続きを読むまだ、三途の川は渡れない!神秘体験を通して再確認した、自分の使命
ある夜突然、狭心症で倒れてしまったYさん。生死をさまよっている間、「あの世の世界を見る」という不思議な体験をします。神秘体験を通して、つかんだものとは・・・
> 続きを読む関連書籍
信仰と情熱
世界を救うために立ち上がるのは、いま。 人生をかけて悟りを求め続けたい。 全世界の人びとに真実を伝えたい。 その情熱が、魂の奥底から 湧き上がってこなければ、 本物の信仰ではない――。 プロの宗教家に求められる厳しい心の修行とは。 目に見えないものを信じる人が つかむべき本物の信仰とは。 神仏の熱き救世の願いと 修行論の核心が、この一冊に。 ◇徳を形成する「礼・智・信・義・勇」 ◇宗教的リーダーに必要な心の修行とは ◇真理への確信と本物の自信を持つために ◇善悪を峻別する力と勇気ある決断 ◇謙虚な心を磨くための3つのポイント ◇己心の魔と闘え ◇悪魔への対抗策 ◇執着を断つための秘訣 ◇神仏と一体になる 【90年代、幸福の科学 草創期の急成長―― その原動力となった悟りと情熱の書が、 時代の要請に応え、待望の復刻!】
天照大神の「信仰継承」霊言
すべての宗教の違いを超えた 大きな精神運動として。 宇宙時代にも適応できるだけの 新しい世界宗教として――。 幸福の科学「後継者問題」に 秘められた神意が明らかに。 ▽法を曲げない素直さと謙虚さと調和の心 幸福の科学二代目の条件とは ▽将来的に、初代が天上界から 地上に霊示を降ろせる体制へ ▽世界を照らす太陽のごとく 純粋で透明な信仰心でさらなる発展を