「芸能界」でスターを目指す上で、嫉妬心や劣等感などをコントロールする方法を教えてください。
最終的には、徳力の問題、「徳があるかどうかの問題」なのではないかと思います。
トップレベルの俳優や女優等になってくると、「芸がうまい」ということだけではなく、人間関係力の発揮が上手であったり、他の人をいたわる気持ちがあったりして、周りの人にとても評判がよいことがあります。一緒に撮影した人たちに対する「ねぎらい」や「心配り」などが評価されているところはあるのです。
演技に全力投球していたら、普通は、ほかの人のことを考える余裕はないはずです。もちろん、演技に全力投球するのは当たり前ですが、それ以外にも、「ほかの人たちのことをねぎらうだけの、心の余裕や言葉の余裕がある」ということは、結局、「プラスアルファの実力がある」ということと同じなのです。(中略)
また、芸能界にも「公」と「私」はあるのだろうと思いますが、やはり、トータルで見られていて、だんだん上に上がれば上がるほど、網の目は細かくなり、逃げられないようになっていると思います。
したがって、「背中の毛穴から生えている毛の一本一本にまで神経が通っている」という感じにならなくてはいけないのではないでしょうか。
そのような、いろいろなものを通り越して、最後に評判が上がってくるのではないかと私は思うので、最終的には、不当な成功がずっと続くことはないのではないかと思います。(中略)
大事なのは、やはり、「心の問題」であり、「対人関係の問題」であり、最終的には、徳力の問題、「徳があるかどうかの問題」なのではないかと思います。
(2017.11.28 法話「芸能と仏法真理」質疑応答より一部抜粋)
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命2017 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。
『不惜身命2017 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)
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