仕事の生産性を高めつつ、家庭を維持するためにはどうすればいいでしょうか。
普通の人間よりも、何かで“プラスアルファ”的に処理していく能力というか、片付けていく能力が高くないと、家庭を持って仕事のレベルを落とさずにやっていくことは困難でしょう。
また、「どうすればそうなるか」と言われても、やはり、そのようになりたいと思って目指さないかぎり、そうはならないだろうとは思うのです。
なお、私は、自分のことを中心に仕事をさせてもらってはいるのですが、子供たちの成長には目を配ってきました。「どのように、この人を成長させていけばよいか」ということを常に考えながら、ずっと見てはきました。
もちろん、そのあたりのプラスアルファの努力のところは、ほかの人には完全に理解されるものではありません。ただ、ほかの人と同じであれば、“えぐれてしまう”のは当たり前だろうと思います。
そう考えると、比較的、失敗が少ないのは、以前、同じような仕事をしていた人と結婚した場合でしょう。その際には失敗が少ないように感じられます。
さらには、出世していくと、それなりに仕事の重みが変わっていきます。そのときに、「奥さんなどが、愚痴や不満の部分に対応していけるかどうか。それ相応に、自分で引き受けたり消し込んでいかなくてはいけない部分を負担できるかどうか」という面も出てくると思います。
（2017.7.1 法話「凡事徹底と独身生活・結婚生活」質疑応答より一部抜粋）
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命2017 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。
『不惜身命2017 大川隆法 伝道の軌跡』（大川隆法 著／幸福の科学出版）
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