Q画像 大川隆法総裁質疑応答集

私は高校の教員をしており、生徒たちに、日本について知ってもらいたいと思っています。日本神道の神々の特徴についてお教えください。

大川隆法 質疑応答集 罫線(上)

A画像 大川隆法総裁質疑応答集

日本の神様というのは、戦で勝つのです。「軍神」というか、戦に勝利した神様の数が非常に多く、古代から戦で勝った方が神様になってい ます。

神武(じんむ) 天皇もそうでしょう。

近・現代でも、乃木将軍や東郷平八郎が神様になっていますし、明治神宮もあります。明治大帝のときも、ずっと戦に勝ったので、大きな神社が建っています。昭和帝も、ある程度、神格のある方かとは思いますが、やはり戦で負けたということがあって、今のところ昭和神宮が建つ雰囲気はありません。

それから、日本神道の流れのなかには、経済的に豊かにしてくれる神様を信じる傾向もあります。

海の幸・山の幸を象徴する「海幸彦(うみさちひこ)と山幸彦(やまさちひこ)の神話」もありますが、「豊かさは、神様が人類を愛してい るとき、国民を愛しているときに現してくださるものである。豊作・凶作には神様の御心(おこころ)が現れる」と見るわけです。

「国民の心が荒(すさ)んでいて、悪い状態の場合は凶作になる。為政者の政治が悪いと、天変地異がいろいろと起きて害が及およんでくる」という考え方もあり、反省を求めるところもあります。

基本的に日本の神様は、戦においては正義を求め、「正しいものは勝たねばならない」と考え、「神の心に適(かな)っているならば、繁栄・発展していくのが当たり前だ」と考えるということです。

(2013年11月24日(日)法話「日本建国の原点」「質疑応答」より)

大川隆法 質疑応答集 罫線(下)

参考書籍

この質疑応答集は、『不惜身命2013 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。

『不惜身命2013 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)

不惜身命2013 大川隆法 伝道の軌跡

2013年、日本の国論に大きな影響を与えた年間160回を超える大川隆法の説法・霊言の記録。

○日本の「自虐史観」を払拭する政治霊言
○「中東問題」「東アジア情勢」「歴史認識問題」などに解決の道筋を示す、世界教師としての提言
○新文明創造に向けて「大学シリーズ」がスタート!

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