起業して35年ほどの建設会社を経営しています。百年続く企業をつくるための心掛け、心構えについてご教示ください。
仕事のなかに、愛を込めてやっていけば、必ず、社業は発展されると信じています。
建築業界で生き残り、成功・発展するということですと、そのなかに、もう一段、「人間の生活や仕事の面で、プラスを生んでいく構想」を打ち込んでいく必要があります。それが、つくる側の良心であり、企画力であり、「人を幸福にしたい」という気持ちだろうと思います。建築でも、「ここの会社は、つくっているものが違う」というところです。
そのとき、自己中心的になりすぎず、相手のニーズや仕事、家族関係、予算など、いろいろなことを考えながら、自分たちも多少、繁栄してハッピーになる仕事をやり抜いていくことが、大事ではないかと思います。
今（2013年5月時点）の安倍政権は、そうとう財政出動してきますので、建築会社は、けっこう楽になってくるとは思います。
ただ、建築には「国土を強靭（きょうじん）化する」という面もありますが、イマジネーションを働かせて、使う人が幸福になり、仕事が進み、快適になるようにすることも考えていかなければいけません。
家のつくり方が悪ければ、家庭内に喧嘩が起きたり、病人が出たりすることもあるでしょう。オフィスも、つくり方によって、いろいろと違いは出てくると思います。
仕事のなかに、愛を込めてやっていけば、必ず、社業は発展されると信じています。
（2013年5月12日(日)法話「フロンティア・スピリット」「質疑応答」より）
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命2013 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。
『不惜身命2013 大川隆法 伝道の軌跡』（大川隆法 著／幸福の科学出版）
2013年、日本の国論に大きな影響を与えた年間160回を超える大川隆法の説法・霊言の記録。
○日本の「自虐史観」を払拭する政治霊言
○「中東問題」「東アジア情勢」「歴史認識問題」などに解決の道筋を示す、世界教師としての提言
○新文明創造に向けて「大学シリーズ」がスタート!
もっと詳しく知りたい方へ
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