現在、エジプトやリビアで起きている革命の霊的な背景、および、その奥にある主エル・カンターレの意図について教えてください。
それは、私の意志です。私の意志から始まっています。私は、全世界に責任を負っているのです。
私はすでに、地上の生き方に多くの問題点を見いだしています。一つは、唯物論です。唯物論は、共産主義に立脚(りっきゃく)しています。
もう一つの問題は、イスラム教徒のことです。もちろん、イスラムの教えは、中東の神エローヒム(注。大川総裁の過去世。エル・カンターレの別名)の教えから来ていますが、現代では、彼らの戒律のあり方が、一部、人間性や人権を抑圧(よくあつ)しています。私は、自由の神として、彼らを自由にするために地上に降りたのです。これが幸福の科学の存在意義の一つです。
さらに三つ目は、キリスト教に関する問題です。イスラム教徒が今、宗教のかたちを再構築中であるとしても、だからといって、キリスト教だけが正当な教えであるわけではありません。「キリスト教にも改めるべき点は数多くあるだろう」と私は思います。
その一つが霊性の欠如(けつじょ)です。霊性の欠如とは、彼らの政治的権力が強くなりすぎて、イエス・キリストの霊的な教えを忘れてしまったということです。
彼らは魂の転生輪廻(てんしょうりんね)などを含む霊的なことの意味が分かりません。ましてや、宇宙からやってきた魂たちに関する私たちの新たな教えは、彼らには理解不能です。
したがって、キリスト教も改革しなければなりません。
(法話「How to Spread This Truth」(真理伝道の方法)「質疑応答」より)
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。
『不惜身命2011 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)
世界を導く「ワールド・ティーチャ―」として。
―――「大悟30周年・立宗25周年」の2011年、
国内外で年間200回を超えた説法の記録。
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