貧乏神を寄せ付けず、繁栄を実現していくための秘訣を教えてください。

貧乏神に取り憑かれると、経済的に事業が成功しない方向に判断をしていきます。

例えば、左翼運動が昔から好きだったような国家破壊主義者たちは、貧乏神に取り憑かれており、建設的なものの考え方ができません。

したがって、貧乏神を寄せ付けないためには、「発展・繁栄は善である」「発展・繁栄して、世のため人のために尽くせる人生は、素晴らしい人生だ」という価値観を受け入れることが大事です。この価値観を受け入れられれば、貧乏神との親和性がなくなり、そうした悪霊は離れていき始めます。

ところが、「自分にお金がないのは、世の中が悪いからだ」「親が悪いからだ」「あの人が悪いためにこうなった」などと考えているようなら、だいたい貧乏神のほうが寄ってき始めます。

大切なことは、起きた現実そのものにあまり支配されることなく、そのなかで、「自分自身は何ができるか」を考え、世の中を光明化していく方法を考え続けることです。そういう人には、貧乏神は憑きません。

さらに、付け加えるならば、「勤勉の美徳」が大事です。

「努力即幸福」「努力できること自体が幸福だ」「毎日勤勉に働けることが幸福なのだ」という気持ちを抱くことができれば、貧乏神を寄せ付けることなく、その反対のものになれるでしょう。

（富士見支部精舎説法「質疑応答」より）

参考書籍

この質疑応答集は、『不惜身命　大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。

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