大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の小冊子 月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。


今月の「心の指針」では、夫婦の愛の温かさや、補完し合う夫婦の愛について説かれました。夫婦が互いに補完し合い、幸せな家庭を築くための方法を、幸福の科学 浦和支部 支部長 萩原佐久子(はぎわらさくこ)さんに聞きました。


心の指針165「夫婦の愛」

月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」9月号のebookをご覧ください。


夫を理解できず…

今月の「心の指針」を読んで、「効率化」「経費削減」の時代にあっても、愛の存在など、大切なものを忘れてはいけないと感じました。

私には、主人と現在二十代の娘が二人おりますが、さまざまな葛藤を感じたこともありました。長女と次女がまだ幼く、水ぼうそうに罹(かか)ったときのこと。看病が長く続き、憂鬱(ゆううつ)な気分となっていたのですが、主人は休みが取れると、「友人と出かけてくる」と言います。

私は、(家族や子供のこと、分かってない!)と怒りが込み上げ、子供を連れて家を飛び出しました。しかし実家に帰る道の途中で、電話で母から「いつ帰ってきてもいいけれど、家族四人で帰ってきなさい」と言われ、ハッとしました。

(私、主人の気持ちを考えていなかったし、すごく自分中心だった……)。

反省して家に戻ると、主人も謝ってきて、仲直りをしました。相手の気持ちを理解する良い機会だったと感じています。

夫婦が補完し合うには

大川総裁は、夫婦の関係について、「相手の立場で考えること」や「自我を抑えること」、「変化に柔軟に対応すること」などが大切であると説かれています。

私はその教えを学んで自分を変えようと努力してきました。例えば、ねぎらいの言葉をかけて主人を支えたり、自我のままに意見を口走らないよう、一息おいてから言葉を出したり。また、子供と一緒に、夫に感謝の言葉を伝えるようにしました。

そうしたことを心がけることで、良い関係を築けてきたと実感しています。

そのように夫婦は、「人間関係学」を学べるものだと感じています。価値観の違う環境で育った二人が一つの家庭を築き、一足す一が二以上になるよう、家庭ユートピアを創っていく。それが、夫婦の愛の素晴らしいところかなと思います。

また、夫婦は相手の態度に、自分の心が映し出されますから、自分が変われば相手が変わります。この教えで正しい心を学び、愛を与え合う幸福な家庭を築きませんか。

本内容は、月刊「幸福の科学」第379号より転載し、編集を加えたものです。
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