今日の御法話の演題は「真実への目覚め」です。そのことの意味を教えてください。
私の法話を聴いている人には、真理の学習において、いろいろなレベルがあるでしょう。 現在、何か個人的な問題を抱えている人にとっては、「その問題を解くヒントを得る」ということが、真実への目覚めになるだろうと思います。
あるいは、自分個人の問題解決を願う段階を超えて、「多くの人のために役立ちたい」というところまで心境が来ている人にとっては、「多くの人を導けるような普遍的な真理に、より近づく」ということが、真実への目覚めの意味になります。
したがって、真実への目覚めの意味は、それぞれの人によって内容が異なるのです。
ある程度、宗教修行が進んでおり、すでに一定の反省行も終わっているような人にとって、今日の私の法話は、おそらく、他の人を救い、導くための材料になるでしょう。
また、自分自身が、まだ、さまざまな問題や悩みを抱えているような人にとっては、その問題や悩みを解くための鍵、ヒントになるだろうと思います。
そのような多様な意味合いを込めて、この演題を付けました。そのため、その意味を一つだけに決めるわけにはいかないのです。
今日の法話が、あなたにとって、深い真理を学ぶきっかけになれば幸いです。
(ブラジル正心館「真実への目覚め」「質疑応答」より)
参考書籍
この質疑応答集は、『不惜身命 大川隆法 伝道の軌跡』から引用・転載されています。
『不惜身命2010 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)
「常識」を破壊し、新時代を創造する。
―――すべては真実のために。 新時代への創造
国難に見舞われた2010年、
年間二百数十回におよんだ
大川隆法の説法ダイジェスト集。
もっと詳しく知りたい方へ
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