大川隆法総裁の書き下ろしである「心の指針」は、幸福の科学の機関誌 月刊「幸福の科学」で連載されています。全国の支部でもポスターを掲示しており、幸福の科学の毎月の顔として、世間でも広く知られています。


今月の「心の指針」では、人生を飛躍させる「勇気」について説かれました。 勇気を出すにはどうしたらよいのでしょうか。40代半ばで一念発起し、海外伝道への夢を実現した、幸福の科学 南アジア本部 佐藤哲也本部長に聞きました。


月刊誌で心の指針を読みたい方は、月刊「幸福の科学」2月号のebookをご覧ください。

TOEIC300点台から海外伝道にチャレンジ

「勇気」は、夢を実現するために必要な力です。10年前のことですが、それを実感したことがありました。


大川隆法総裁が海外伝道についてお話しされたとき、「私も海外に出て幸福の科学の教えを弘めたい!」という思いが湧き上がってきたんです。 しかし、当時私は43歳でTOEICの点数は300点台。大学受験以来、英語の勉強はしていませんでした。誰もが「今からでは無理」と反対しましたが、私は自分の心のうずきに従う道を選びました。


そして、どんなに忙しくとも毎日英語の勉強を続けて半年。ついにTOEICの点数が700点を超えました。するとその数日後、「海外支部長公募」の知らせが届き、応募。選考を経て、私は念願の海外伝道に踏み出すことができたのです。

勇気のもとは「信仰心」

もしも私が、「自分は40過ぎで、英語はできないし、仕事は忙しい、子供は小さい……」と考えていたら、海外伝道にチャレンジすることはできなかったでしょう。しかし私は、今の条件からできるか否かを考えるのではなく、勇気を持って、自分の夢を受け入れました。そして言い訳をせずに努力を続けていったところ、それまで気づかなかった解決方法が見えたり、人生が拓けたりすることを実体験したのです。


また、人間は夢を持つ一方で、どうしても今の能力の範囲内でやっていきたいと思ってしまうものです。 しかし、成功を目指すなら、自分の能力や気力や体力を超えた新しい世界に踏み出さなければなりません。 そのときに感じる抵抗感や不安感に負けないことも重要です。


そんなときこそ勇気や信念が必要ですが、そのもとになるのは、やはり信仰心だと思います。神様がいつも自分を愛し、導いてくださることを真実として受け入れると、苦難困難に負けない力が湧いてきます。


もし、心にうずいている純粋な夢があるなら、それに向かって行動してみませんか。 必ず、得るものがあります。共に頑張っていきましょう。

本内容は、月刊「幸福の科学」第372号より転載し、編集を加えたものです。
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