「憲法九条が平和を守った」と言う人に、幸福実現党の政策を訴えたいのですが。
憲法九条が日本の平和を守ったのではなく、日本の平和を守ったのは日米安保だと思います。
「憲法九条が平和を守った」と言うこと自体は結構です。そういう考え方もあります。
ただ、それなら、中国や北朝鮮も憲法九条と同じ規定を取り入れるように運動していただきたいと思います。向こうも、一切の戦力を持たず、交戦権を放棄していただけるのであれば、何も問題はありません。
しかし、中国は、日本の主要都市に中距離弾道弾の照準を合わせています。この状況のなかで、日本が「一切の戦力を持たない」と言うのは、はっきり言えば愚かです。
マキャベリの『君主論』には、「武力を持たない者が、武力を持っている者を従わせることはできない」と、はっきり書いてあります。これは政治学の原点です。
実際には、憲法九条が日本の平和を守ったのではなく、日本の平和を守ったのは日米安保だと思います。これがなくて、憲法九条だけであったなら、日本は、とっくに植民地になっているでしょう。逆に、憲法九条があったため、韓国による竹島の実効支配に対して、日本は何もできなかったのです。
ほかの国も憲法九条のような規定を守ってくださるのなら結構ですが、そういう国は一国もないでしょう。自国の防衛を放棄する国があるとは思えません。
「憲法九条が平和を守った」と考える人は、いわば洗脳されているのです。
参考書籍
『不惜身命 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)
命をかけても、伝えたい真実がある。
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国師として。ワールド・ティーチャ―として。
日本全国、そして海外で年間百数十回におよんだ2009年の説法を、豊富な写真と説法ダイジェストでふり返る。
いま日本と世界で起こっている問題への警告と打開策は、すでに説かれていた―――。
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