若い人が農業に夢を持てるようになるために、農協はどうあるべきでしょうか。
農協に企業家精神を発揮してもらうか、あるいは、農協の形態そのものを変え、能力のある人に企業形態で農業をしてもらうか、このどちらかが必要です。
農協のもともとの志は、「農家を守り、育てたい」ということだったのでしょうが、残念なことに、機能不全を起こしているのではないでしょうか。したがって、農協に企業家精神を発揮してもらうか、あるいは、農協の形態そのものを変え、能力のある人に企業形態で農業をしてもらうか、このどちらかが必要です。
ただ、農業に関心があり、農協に職を得ている人が現にいるのであれば、農協を改善するほうが早いと思うので、まずは、農協そのものに使命感を与え、内部改革を促すべきです。
しかし、何事も独占型のものはよくないことが多いため、農協を改善すると同時に、チャレンジャーを養成し、どちらがうまくいくか、ある意味で文明実験をしてみる必要があるでしょう。
農協には、「農業に詳しい」という強みがあるので、大会社が農業に参入したからといって、素人では、そう簡単には農協に勝てないと思います。
できれば、若くてベンチャー精神を持っている、農家の人を支援する会社制度のようなものをつくり、農家の企業化を応援していけば、それには農協も抵抗しづらいでしょう。
そういうかたちと、農協自身の自助努力と、この両方を行い、しばらく競合させてみて、誰の目にも明らかな結果が出てきたならば、そのときが、大鉈(おおなた)を振るって制度改革に入るべきときだと思います。
参考書籍
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