これから起業する若者にとって、立派な経営者となるために必要な心構えは何でしょうか。
知識と経験を、ある程度身につけていくことが必要です。
若い人の場合、知識と経験がどうしても足りません。したがって、知識と経験を、ある程度、貪欲に身につけていくことが必要です。知識を蓄えるには勉強に勉強を重ねなければいけませんし、経験の蓄積にも時間がかかります。
企業が「潰(つぶ)れない」と見えるまでには10年かかります。そのあいだには、経済の浮き沈みもあり、企業にも、さまざまな事故や事件が起きるのです。
そのため、起業して最初の10年以内に、ほとんどの企業は潰れます。3年以内に潰れる新規企業がいちばん多く、大部分は10年以内に潰れるので、まず10年を乗り越えることが非常に大事です。
したがって、悠長に構えていることはできません。「この10年を、どうやってサバイバルするか」ということを考えなければならないのです。
そのためには勉強が必要ですが、勉強の基本は、やはり書物です。インターネットが流行っていますが、本当に大事な情報は書物のなかにあることが多いので、書物を大事にしてください。
特に、「優秀な経営者が書いたものを読む」ということが大切です。経営者として成功したかどうかが、まだ分からない人ではなく、経営者として“満行(まんぎょう)”した人が書いた経営書や自伝などを読む努力をしてください。
1日に1冊ぐらいは読まなければ駄目です。その程度は読んでください。
参考書籍
『不惜身命 大川隆法 伝道の軌跡』(大川隆法 著/幸福の科学出版)
現代の救世主、伝道の歴史的記録。
2007年6月から2008年12月にかけて行なわれた大川隆法の説法ダイジェスト集。
救世主としての使命を果たすために、生命をかけて真理を伝えつづける真の宗教家の姿がここに。
⇒幸福の科学出版での購入
⇒Amazonでの購入(Kindle版電子書籍もあります)
もっと詳しく知りたい方へ
関連記事
関連書籍
経営の創造
普遍的な経営のスキルと極意を体系化―――
真剣勝負で、黒字経営を目指せ!
…
経営が成功するコツ
この一冊が、経営の「成功の扉」を開く黄金の鍵となる!…